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DAO(Decentralized Autonomous Organization)の法規制について (日本版DAO法を考える)

2022-06-11(土)13:30 - 17:30 JST
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ブロックチェーン上にデプロイされる分権的で自治的な組織形態である DAO(Decentralized Autonomous Organization)は、民主的な投資家への利益配分、作品や知的財産の創作者への透明性の高い利益配分など魅力的な企業形態として期待を集める一方で、アンダーグラウンドの世界では、資金洗浄、脱税、テロ資金源、著作権法違反、倫理規定違反などの違法行為の温床にもなりうるものです。
2021年7月1日にワイオミング州でDAO法が施行され、DAOがLLC(有限責任会社)として法的エンティティになりました。このような動きへの対応は、日本の Web 3.0推進の文脈でも避けて通ることができない課題です。その魁として、福岡県飯塚市では、DAO特区を目指そうとしています。
本勉強会では、DAOの定義や仕組みについての理解を深めるとともに、日本においてDAOへの適切な法的枠組みを構成するうえでの課題の分析や提案を行います。

■講演者

高橋郁夫弁護士(駒澤総合法律事務所)
岡田仁志先生 (国立情報学研究所)
吉井和明弁護士(光雲法律事務所)
後藤大輔弁護士(光雲法律事務所)
山崎重一郎(近畿大学)

■講演内容

・「DAOの定義と仕組みについて」 山崎重一郎 近畿大学
・「DAOに関する研究論文を読み解く 曖昧性・不確実性・荒野性の視点から」 岡田仁志 国立情報学研究所
・「DAOは、Web3.0だけでタリンにいけるか?-DAOを作ってみる/作る時の法律問題-」 高橋郁夫 DAOリサーチ・アーツ創設者(予定)弁護士
・「DAOをめぐる法律問題」(仮) 報告者 光雲法律事務所 弁護士 吉井和明・弁護士 後藤大輔
・パネルと ディスカッション

コミュニティについて

福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会

福岡ブロックチェーンエコノミー勉強会

ブロックチェーンエコノミーとその技術的側面や法的側面について理解を深めることを目的とした勉強会です。

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